プロフィール

アラフィフ、もう一度夢を追う

 こんにちは、「フランス帰りのブロガー」を運営しております、モーリスです。

 このページでは、もうすぐ50になる私のこれまでの半生などを自己紹介として書いていきます。

モーリスのプロフィール

 1974年、大阪生まれ。

 趣味はJazz(音楽の1ジャンル)。

 大学生時代に始めた趣味がきっかけで、その業界の職業に就くための専門学校である人との出会いがきっかけで、その後フランスに渡り、さらに仕事の師に出会い15年間をフランスで過ごす。

 2021年現在帰国し、日本で再就職しつつ要介護の母の面倒を見ながら暮らしています。

 ブログの内容は、私がフランス生活で身に着けたフランス語の解説、フランスの生活の話、後は役にたった本などの記事を書くつもりです。

高校卒業まで:病気と無気力

 周囲の子供に比べると大人しく人見知りする性格ですが、小学校5年生になるまで普通の子供のように友達と遊んだりしておりました。

 しかし、小学校5年生の時に不幸な転機が訪れます。

病気と入院

ぺルテス病

 子供の股関節の大腿骨の頭の部分への血行が何らかの原因で妨げられ、骨の壊死(骨の細胞が死んでしまう)が起こり、骨の強度が極端の弱くなり、放置しておくとつぶれて骨に変形が生じてしまう病気。

 この病気に罹ったのは今から16年前の春、小学校5年生の時でした。歩くたびに股関節に痛みが走るようになり、原因が分からないまま病院をたらいまわしにされ、3件目の大阪の国立病院でのレントゲン検診の後で緊急入院。

 歩行時に骨盤が左足の大腿骨に触れないようにする歩行補助装具が製作されるまでの5か月間を病院で過ごします。

虚しく過ごした青少年時代

 退院後は外では靴型装具を身に着けながらの生活、周囲からは奇異の目で見られたりいじめられたりもしばしば。退院してから3年後、体の治癒能力で左股関節が再生され靴型装具を外して自分の両脚だけで歩けるようになったものの、中学・高校とも部活に熱中したわけでも真剣に受験勉強に取り組んだわけでもなく、卒業時に残ったのは卒業証書と卒業アルバムだけ。

 周囲の同学年の生徒は思い出を語り合っている中、仲のいい友達1人すらいなかった私は独りぼっちのまま高校を卒業します。

大学時代:熱中できるものを発見

 高校卒業した年の春にたった一つだけ受かっていた大学に進学した私は、あるサークルに入って4年間初めて集団活動を学びました。

 4回生の秋、ほとんどの同回生は就職先を決めている中、私は自分の進路を決めかねていました。

「自分はどんな仕事に就きたいのか?」

 何日も自問自答が続きました。

「普通に就職して、サークル活動で関わった趣味だけは続けようかな?」

 そう考えたときでした。

「それでいいのか?」

 私の中である声が聞こえてきました。

「それでいいのか?」

 普通に就職する、この選択に対して自分の心の声。

 それに対して、自分は首を横に振ります。

 「自分好きな趣味の分野の仕事に就きたい。」

 自分の心の声に対する回答を得た私は、その業界で働くための情報を集めるために本屋へ走り、片っ端から就職情報誌を読み漁りました。

 そしてその分野で就職するための専門学校への進学のための承諾を親から得たあと、翌年の3月、4年間の数々の思い出とともに、私は大学を卒業。その年の春に自分が望んだ進路へ進みます。

出会い、そしてフランスへ

 自分が就職したい分野の専門学校へ進学した年の夏、在籍している専門学校の卒業生でフランスに在住し、夏休みに帰国した方との出会いがありました。

 その人が話されているフランスの体験談が自分の中にある好奇心が外国生活に向き、いつか海外に留学するための資金作りのためにアルバイトを始めます。

師との出会い

 さてフランスに渡った後、一年間の語学学校の授業を経て、自分が目指す業界に就職を斡旋する専門学校に入ります。そこの学校では年2回、3週間のインターン(研修)期間中に自分の未来の師に出会い、その方に弟子入りし13年間の修業時代を過ごします。

挫折、認知症、障害

 職人技の修業を行なうものの、工房はユーロ不況の煽りを受けて廃業。私は金銭的なものはほぼ全てを失い帰国。

 ここから人生最大の危機が訪れます。

 2018年、前年から認知症を発症していた母が突如起こった脚の病気で足腰が急速に弱り倒れ救急搬送の後に入院。 その後要介護の身になります。

  私は日本で再就職を果たしたある日のこと、幼少期にかかった脚の病気の後遺症は障害に認定されるほど悪化し退職。 一般雇用を諦めて障害者雇用枠での再就職を目指します。

 2018年は私の障害と母の病気の対応に奔走した年でした。

不安と挑戦


 日々の糧を得ることはできたものの、胸の中ではかつて夢を追いかけていた頃の充実していた日々と比較して現在の生活で感じる退屈さが胸の中に澱のように溜まっていくのを感じていました。

 しかし自分のキャリアと年齢は転職市場では全く価値がなくなってしまっていることも知っており、私はすぐにも転職に踏み切れないでいます。


 転職できるあてもなく社内異動を願い出てもおそらく大した変化は求められないだろうと感じた私は、まずは何か興味のある資格取得のための勉強と、副業と資産形成の為の投資の勉強を同時に開始します。
 
 もう一度何かに挑戦して、人生を好転させ充実した生活を取り返したい。それがこのブログを書くきっかけとなりました。


「Qui ne tente rien n’a rien.(何も試さぬ者は何も手に入れられない)」

かつて僕が滞在していたフランスの格言の一つで、自分を奮い立たせるために唱える言葉です。

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【人生を好転させましょう】

モーリス