TOEICスコア500を目標とし、中学英語程度の文法内容を要約した『 TOEIC L&Rテスト 書き込みドリル スコア500[文法編] 』(桐原書店)。
その内容は、Part5「短文穴埋め問題」、Part6「長文穴埋め問題」に焦点を当てており、同時に英文法の基礎をしっかりと身に着けることにより、すべてのパートの理解を深めることを目的としています。
今一度中学生に戻った気分でこのテキストを解きながら、20日間のプログラムの中の1日分の内容を解説していきます。
注:例文は本文の内容を人名を変えて挙げております。
テキストの構成例:Day1 主述の一致
目次
- 1.主述の一致のルールを確認
- 2.キーワードを探そう
- 3.間違いを直そう
- 4.文を作ってみよう
- 5.練習問題でテスト形式に慣れよう
- 感想
1.主述の一致のルールの確認
主述の一致とは、主語の形と同時に動詞の形を合わせることです。
皆さん「3人称単数の場合は動詞に”S”を付ける」と習いませんでしたか?文章を書くときや話すときに重要となる項目です。対応する単顔は赤色で示されています。
①主語(複数)+動詞
Maurice and Miyata work for Yamada factory.
②主語(単数)+動詞(+S)
Mr. Yamagata works for Yamada factory.
③注意したい文
Maurice, one of the employees, works from 8:00 a.m. to 17:00 p.m.
③のように、必ずしも主語と動詞が必ずしも続いて書かれているわけではありません。リスニングでは途中の文を聞いている間にあとの動詞を聞き流す可能性が高くなります。
20日間のプログラムでは、各テーマの主題が例文の中に赤い字で表されており、どこを読めばよいか一目でわかるようになっています。
2.キーワードを探そう
以下の文における「主語」を赤色、「動詞」に青色にせよ。(本書では「主語」に下線1本、「動詞」に下線2本を引く)
問題
Mrs. Anderson travels on business every month.
解答
Mrs. Anderson travels on business every month.
3.間違いを直そう
以下の文に「主述の一致」に間違いがあり、日本語を参考にして、間違いを赤色で示し、その後空欄に正しい文章を書く。(本書では間違っている箇所に下線を引き、その後空欄に正しい文章を書く)
問題
Our vice president visit our office every Thursday.
正しい文章(訂正箇所は青色)
Our vice president visits our office every Thursday.
4.文を作ってみよう
以下の文の空白「」に日本語に合う文を作ってください。()のTOEICに頻出する単語を使ってみましょう。ただし「主語の一致」に関する単語は必要があれば日本語に合わせて適切な形に変えて下さい。(本書では下線が引かれた空欄に解答を書く)
問題
Ms. Miyata 「」the production department department for Yamada factory. (work / for)
解答(赤色)
Ms. Miyata 「works for」 the production department department for Yamada factory. (work / for)
5.練習問題でテスト形式に慣れよう
学習した内容を思い出しながら、空欄「」に入る適切なものを選んでください。
問題
Mikeneko café 「」a wide variety of desserts with a choice of Columbian coffee or English tea.
(A) serving
(B) serve
(C) is served
(D) serves
感想
このテキストはTOEICの勉強に本格的に取り組む前の準備運動のような、運動前のストレッチ、水泳で泳ぐ前に脚を見ずに付けるような感じで手軽に取り込めます。初めてTOEICに取り組む方には最適なテキストだと私も思いうます。
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